肩こりは人間関係のストレスから?相手の気持ちを背負って肩がこる理由

2026/09/04
夕暮れの窓辺にある木のテーブルで、後ろ向きに座る女性を描いた縦長のイラスト。女性は片手を肩に添え、向かい側には誰も座っていない椅子がある。画像には「相手の気持ちまで、肩に背負っていませんか?」と、その英訳が小さく書かれている。

相手の気持ちまで、肩に背負っていませんか?

相手の表情が、いつもと少し違う。

返事が短い。

なんとなく機嫌が悪そう。


そんなとき、

「怒ってる?」
「私、何かした?」
「気を悪くさせたかな?」

そんなことを考えることはありませんか。


でも、実際に見えているのは、
相手の表情や言葉、行動です。

その奥にある気持ちまで、
本当に見えているわけではありません。


相手は、ただ疲れているだけかもしれない。

別のことで悩んでいるのかもしれない。

何も考えず、たまたま返事が短かっただけかもしれません。

それでも私たちは、
見えているものから相手の気持ちを予測します。


そして、ときにはそこから、

「私のせいかもしれない」

「何とかしなくちゃ」

「機嫌を直してもらわなくちゃ」

と、相手の気持ちまで自分の問題のように抱えてしまうことがあります。
 

相手の感情まで、自分が背負っていませんか?

人の気持ちを想像することは、
人と関わるうえで大切なことです。

相手の表情を見たり、
声の調子を感じたりするからこそ、
気づけることもあります。


でも、

相手の気持ちを想像することと、
相手の感情まで背負うことは、
同じではありません。

 

「怒っているのかな」

と思ったところから、

「私が悪かったのかな」

へ。

さらに、

「私が何とかしなければ」

へ。


気づかないうちに、
まだ分からない相手の感情を、
自分の肩にまで乗せてしまっていることがあります。

身体は、知らないうちに力んでいることがある

肩こりには、
姿勢や筋肉の疲労、長時間同じ姿勢でいることなど、
さまざまな要因があります。

 

でも、それだけではなく、

不安なとき。

誰かの反応が気になるとき。

失敗しないように頑張っているとき。

私たちの身体は、
知らないうちに力んでいることがあります。

 

肩が重い。

首がこわばる。

なんとなく力が抜けない。

そんなとき、
筋肉をほぐすことと一緒に、

「私、何か背負ってないかな?」

と、自分に聞いてみるのもいいかもしれません。


本当はまだ分からない、
誰かの気持ちまで背負っていないでしょうか。

相手の気持ちは、
相手のもの。

想像することはできても、
すべてを分かることはできません。

まして、その感情を全部、
自分の肩に乗せなくてもいい。

 

肩が重いと感じたとき。

そこに筋肉の疲れだけではなく、
少しだけ「気持ちの力み」が混ざっていないか。

そんな角度から、
自分の肩を見てみてもいいのかもしれません。
 

もう少し、自分の肩を見てみたい方へ

書籍『優しい人は肩がこる』では、

肩こりをただ「ほぐすもの」として見るだけではなく、

「私、何を背負っているんだろう?」

という角度から、
身体と気持ちを見つめています。


肩に触れながら、
自分のことにも少し目を向けてみる。

そんな時間のお供にしていただけたらうれしいです。

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