京都伏見アロマサロンアンジェリカです。
今回はピーターラビットとハーブのお話しです。
『ピーターラビットのおはなし』は、イギリスの作家ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が1902年に出版した、世界中で愛される児童文学作品です。
ある一部の場面でピーターラビットは、美味しい野菜を食べ過ぎてお腹を痛めてしまいました。
でも、賢いお母さんウサギは、そんな時に薬草でピーターを優しく癒してあげました。
このように、昔から私たちの身近な植物には、身体を整える力があると言われています。
🌟お腹にやさしいハーブティーを紹介
ピーターラビットのエピソードを踏まえて、お腹にやさしいハーブティーをいくつか紹介します。
カモミールティー
カモミールには鎮静効果があり、消化を助ける働きがあるため、子どものお腹の張りや痛みにもやさしく作用します。
お湯を注いで少し冷まし、飲みやすい温度にしてあげると安心です。
ただし、キク科なので、アレルギー体質のお子さんには注意が必要です。
ペパーミントティー
ペパーミントには消化を助け、お腹のガスを減らす作用があるため、食べ過ぎやお腹の張りにおすすめです。
ただし、ミントは少し刺激があるので、敏感なお子さんには薄めに入れると良いでしょう。
フェンネルティー
フェンネルは消化促進やお腹の張りを和らげる効果があるため、ヨーロッパでは古くから子どものケアにも使われてきました。
軽い甘みがあるので子どもにも飲みやすく、ピーターラビットのお話に出てくる「自然の薬」としてのイメージにもぴったりです。
🌟子どもへのハーブティーの与え方の工夫
小さなお子さんでも飲みやすいように、ハーブティーは薄めに淹れ、はちみつや少量のリンゴジュースを足して風味を整えると良いでしょう。
温かいお茶を一緒にゆっくり飲みながら、お母さんウサギの話をしてあげると、子どもも安心してくれるかもしれませんね。
🌟小児へのハーブティーの使用に関する注意点
年齢に合わせた量と濃さ:小児には成人向けの濃さでハーブティーを提供するのは避け、薄めた状態で少量から始めることが推奨されます。
アレルギーの有無の確認:ハーブは植物由来であるため、特にカモミールのようにアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
1歳未満の乳児へのはちみつ禁止:甘みづけに蜂蜜を加える場合、1歳未満の乳児には使用しないよう注意が必要です。
ピーターラビットの物語のように自然とともにある知恵が、親子の絆を育む手助けにもなりますね。