【知らないと怖い】精油を咳止めに安易に使用厳禁!注意したいポイントを徹底解説!!

2024/02/08

京都伏見アロマサロンアンジェリカです。

どんな時にどの精油を選べばいいの?という
ご相談を頂く事が多いです。
 

最近で言うと季節柄、
咳が止まらない!長引く咳を止めたい!!」という
ご相談も頂きます。

精油の抗カタル作用で咳や鼻水を鎮めます。

精油の抗カタル作用は、鼻や喉が炎症を起こして粘液が増えすぎた時に、
その粘液を溶かして外に出す働きのことです。

この作用には、2つのポイントがあります。
まず、粘液をサラサラにして排出させる「去痰作用」。
そして、粘液を溶かして体外に出やすくする「粘液溶解作用」です。

これらを実際使う時には大切なポイントと注意点があります。

ユーカリラジアタは、一般的に鼻や喉の問題に対するサポートに使用されますが、
このユーカリラジアタに含まれている成分1,8-シネオールは吸入は避けたほうが賢明です。

安易に吸入という方法をとらず、
足の裏にキャリアオイルと混ぜて塗布1~2週間以内をめどに使用することがおすすめです。
(※キャリアオイルは、精油を希釈するためのベースとなる油のことです。)
お子様への使用は特に注意です。

ペパーミント精油もその清涼感と抗炎症作用が、
気道を広げて呼吸を楽にし、喉の不快感を緩和する可能性があるので、
よく使用されますが、これは神経に影響を与える精油で、
てんかんの発作や流産の可能性があるので、
てんかんの方や妊婦さん、乳幼児、高齢の方は控える方が賢明です。

精油はココロとカラダのバランスを整えていくケア方法です。
治療ではありません。



精油は怖いものではないけれど、使う前に少し学ぶことが大切です。