基材を考えて!精油が溶けないってどういうこと?
【試して深める!アロマの化学室より】
AEAJの冊子から気になる記事を今日は書いてみますね。
【実験概要】
水、ウオッカ(アルコール度数40%)グリセリン、無水エタノール、日本酒(アルコール度数15%)、コーヒーフレッシュ
↑は一般的に精油と混ぜると溶ける。
基材に用いることの多い基材です。
そこにスイートオレンジ、ゼラニウム、ラベンダーの精油を使う
方法 30mlに精油を0.3ml(6滴相当)を加えてガラス棒でかき混ぜ時間の経過とともに様子を観察。
まぽ (S-cait)さんによる写真ACからの写真
【まとめとしては】
・無水エタノールは精油を希釈するのに最も適しているということ。
・グリセリン、ウオッカでは精油は溶けにくいということ
・コーヒーフレッシュは油脂が含まれるからといって精油を溶かすとは限らない。
私としてはベルガモットが一番溶けにくいなぁと感じていました。
実際に実験したわけではなかったのでこの結果から分かったことを活かしていきたいと思っています。
お風呂に入れるときほんとに困るんですよね。
水に溶けず皮膚にくっつきやすくなります。
基材も塩、コーヒーフレッシュも溶けるわけではない。ということは・・・
そして私からのご提案
カップ(誤飲注意)に精油を1滴とお湯を入れて少し前にお風呂場に置いてください。
ご自分がお風呂に入るときには香りの中でリラックス^^
これならしばらく空気を入れ替えれば、次の人が嫌がることも無いと思いますよ。
精油を安全に楽しみながらお使いくださいね^^